クロッサムモリタはまずい?予約7年待ちの店について

クロッサムモリタはまずい?予約7年待ちの店について

クロッサムモリタはまずい?予約7年待ちの店について

予約7年待ちとも言われる伝説の焼肉店「クロッサムモリタ」。

 

その圧倒的な人気とは裏腹に、「クロッサムモリタ まずい」という、気になる検索キーワードが存在します。

これほど予約困難な店が、なぜ「まずい」と噂されるのでしょうか。

この記事では、その謎に包まれた評判の真相、炎上や閉店の噂、そして独特すぎるシステムについて、ご紹介していきます。

 

【この記事の内容】

・クロッサムモリタがまずいと言われる本当の理由

・炎上や閉店の噂に関する真相

・謎に包まれた店の詳細なシステムと予約方法

・オーナー森田隼人氏の異色の経歴

 

スポンサーリンク

クロッサムモリタがまずいという噂の真相

クロッサムモリタがまずいという噂の真相

クロッサムモリタは本当にまずいのか?
口コミ投稿が禁止されている理由
予約7年待ちという驚異的な人気
多くの芸能人が絶賛する評判
提供されるコースの値段やメニュー

クロッサムモリタは本当にまずいのか?

結論から言うと、クロッサムモリタがまずいという信憑性のある情報や口コミは、インターネット上には一切見つかりません。

むしろ、その逆で、限られた情報の中では一度訪れた客の満足度は極めて高いとされています。

なぜ「まずい」ワードが検索されるのか?

では、なぜ「まずい」というネガティブなキーワードで検索されてしまうのでしょうか。

その最大の理由は、お店に関する情報が徹底的に管理され、極端に少ないことにあります。

後述するように、クロッサムモリタは口コミを一切禁止しているため、味に関する客観的な評価が外部に漏れることはありません。

情報が完全に遮断されているからこそ、「本当はどうなのか?」「何か隠しているのでは?」と気になった人々が、好奇心や疑いの意味を込めて「まずい」という言葉を組み合わせて検索しているのが実情だと考えられます。

 

もし本当に味が悪ければ、そもそも予約が7年待ちになるほどの人気店にはなり得ませんよね。

ベールに包まれたその秘密主義が、かえってネガティブな憶測を呼ぶという、一種のパラドックスが起きているようです。

口コミ投稿が禁止されている理由

クロッサムモリタの謎を深めている核心が、その徹底された情報統制です。

この店には、単なる食事のマナーを超えた、ゲストが守るべき厳格なルールが存在します。

クロッサムモリタの主なルール

電子機器の預託

入店時にスマートフォンやカメラといった全ての電子機器を預ける必要があり、店内撮影は一切禁止されています。

情報発信の禁止

SNSや食べログなどのグルメサイトへの口コミ投稿は固く禁じられています。

会話の制限

食事中の会話は、目の前の料理に関する感想以外は原則として禁止されています。仕事の話などはもってのほかです。

 

これらの常識破りとも言えるルールは、オーナーである森田隼人氏の「食事そのものに五感のすべてを集中させ、最高の美食体験をしてほしい」という、揺るぎない哲学から設定されています。

料理以外の情報を強制的に遮断することで、ゲストは目の前の一皿に真摯に向き合い、味覚や嗅覚を研ぎ澄ませることができるのです。

このストイックな姿勢こそが、クロッサムモリタを唯一無二の存在たらしめていると言えるでしょう。

しかし、この徹底した秘密主義が、外部からの様々な憶測を生む大きな一因となっているのもまた事実です。

スポンサーリンク

予約7年待ちという驚異的な人気

クロッサムモリタの人気を最も象徴するのが、「予約7年待ち」という、もはや都市伝説のような逸話です。

この驚異的な待ち時間の背景には、単に人気があるというだけでなく、他のどの飲食店とも比較にならない、非常に特殊で閉鎖的な予約システムが関係しています。

 

この店は、いわゆる「一見さん」が電話やウェブサイトから予約することは絶対に不可能です。

予約の権利を得るためには、まず系列店の立ち食い焼肉「六花界」に足繁く通い、オーナーやスタッフに顔と名前を覚えてもらい、常連として認められる必要があります。

そこから段階的に上位の会員制店舗へ紹介され、最終的にクロッサムモリタへの扉が開かれるという、まるでロールプレイングゲームのようなピラミッド型の階級制度になっているのです。

クロッサムモリタへの道のり(階級制度)

第一段階

立ち食い焼肉「六花界」で常連になる。肉と日本酒への愛を認められることがスタートラインです。

第二段階

紹介を受け、会員制の「五色桜」「吟花」へ進む。ここでさらに深い食体験を積みます。

第三段階

さらに認められた者だけが、板前焼肉「初花一家」の会員になることを許されます。

最終段階

ここまでの段階をクリアし、選ばれし者だけが、ついに最上位の「クロッサムモリタ」の予約権利を得ることができるのです。

 

このように、多大な時間と情熱、そしてお店への貢献を重ねて段階を踏まなければたどり着けないという仕組みが、お店の希少価値を極限まで高め、結果として天文学的な待ち時間を生み出しているのです。

それは単なる食事の予約ではなく、一種のステータスシンボルと化していると言えるかもしれません。

多くの芸能人が絶賛する評判

公な口コミが一切存在しないクロッサムモリタですが、その圧倒的な評判を間接的に知る貴重な方法があります。

それは、この店を訪れたことが公になっている、舌の肥えた芸能人たちの声です。

 

特に有名なのが、芸能界きっての食通であり、肉への深い造詣で知られる寺門ジモンさんです。数々の名店を知り尽くした彼が「ぜひ行ってほしい」と高く評価していることからも、その実力が本物であることがうかがえます。

また、過去には宮迫博之さんやメンタリストのDaigoさん、トップYouTuberのヒカルさんや料理研究家のリュウジさんなど、各界の著名人が訪れ、その唯一無二の味と世界観を絶賛しています。

 

公のレビューがない分、信頼できる食通たちの評価は非常に参考になりますね。

彼らの言葉が、お店の計り知れないクオリティを物語っています。

 

これらの著名人の評価は、一般的な口コミサイトのレビューとは比較にならないほど強い影響力を持ち、クロッサムモリタの伝説的な地位をさらに不動のものにしているのです。

スポンサーリンク

提供されるコースの値段やメニュー

クロッサムモリタで提供されるのは、旬の食材と最高の肉で構成された、おまかせコースのみです。

価格については、過去にテレビ番組で紹介された際の情報によると、一人あたり12,000円から15,000円程度とされています。

現在の正確な価格は公表されていませんが、その独特な体験価値を考慮すると、むしろ「コストパフォーマンスが高い」と感じる人も多いようです。

メニューの最大の特徴は、単なる食事の提供ではなく、プロジェクションマッピングや音響を駆使した「劇場型」のエンターテイメントであるという点です。

ゲストのためだけに作られた映像がテーブルや空間全体に広がり、目の前で巨大な肉の塊が捌かれていくライブ感は、まさに圧巻の一言。

提供される肉は、森田氏が生産者と一体となって開発した独自ブランド和牛「もりたなか牛」や、日本酒の蔵元と共同開発した酵母で肉を熟成させる「吟醸肉」など、ここでしか味わうことができない、唯一無二の逸品ばかりです。

究極の常連サービス「ミートキープ」システム

クロッサムモリタには、お酒のボトルキープならぬ「ミートキープ」という驚きのシステムが存在します。

これは、来店した客が店内の巨大な熟成庫に吊るされた熟成肉の塊を一本まるごとキープし、次回来店時に最高の状態で味わうことができるという、究極の常連向けサービスです。

これも、客との深い関係性を重視するこの店ならではの、特別なもてなしと言えるでしょう。

 

スポンサーリンク

なぜ「クロッサムモリタがまずい」と検索されるのか?

なぜ「クロッサムモリタがまずい」と検索されるのか?

牛宮城騒動で炎上した背景
閉店説も出るほどの徹底した情報管理
オーナー森田隼人のプロフィール
クロッサムモリタの開店までの道のり
階級制が宗教っぽいと誤解される理由

牛宮城騒動で炎上した背景

「クロッサムモリタ」と検索した際に、関連キーワードとして表示される「炎上」という言葉。

これは、クロッサムモリタ自体が何らかの問題を起こしたわけでは決してありません。

 

この騒動の発端は、2021年に宮迫博之さんがプロデュースした焼肉店「牛宮城」の開店前に、関係者向けに開かれた試食会にあります。

当時、森田隼人氏はアドバイザー的な立場でこのプロジェクトに協力していました。

しかし、試食会で提供された料理の質が著しく低かったことから、その様子を収めたYouTube動画が公開されると、視聴者から批判が殺到し、一大炎上事件へと発展しました。

この一件で、直接的な原因を作ったわけではなかったものの、協力者として名前が挙がっていた森田氏、そして彼の経営するクロッサムモリタにも注目が集まり、「炎上」という不名誉なキーワードが関連付けられてしまったのです。

スポンサーリンク

閉店説も出るほどの徹底した情報管理

前述の通り、クロッサムモリタは住所、電話番号、公式サイトといった基本的な情報を一切公開していません。

予約も極めて特殊なルートでしか受け付けていないため、外部の人間がその営業実態を正確に確認することはほぼ不可能です。

 

この徹底した情報管理と秘密主義が、「これだけ情報がないのは、もしかして閉店したからでは?」という根拠のない憶測を呼び、断続的に「閉店説」が流れる原因となっています。

また、過去に森田氏が監修を手掛けていた京都の系列店「六花界Blender 新京極」が2024年に閉店したことも、この噂に拍車をかけたと見られています。

もちろん、フラッグシップであるクロッサムモリタは2025年現在も変わらず営業しており、その人気が衰える気配は全くありません。

オーナー森田隼人のプロフィール

クロッサムモリタの独特な世界観を理解する上で、創業者でありオーナーである森田隼人氏の存在は欠かせません。

彼は単なる料理人という枠には到底収まらない、極めて異色で多彩な経歴を持っています。

森田隼人氏 プロフィール
氏名森田 隼人(もりた はやと)
生年月日1978年7月15日
出身地大阪府
最終学歴近畿大学 理工学部 建築学科
主な経歴建築家、都市計画家としてキャリアをスタート。その後、東京都庁職員(地方公務員一種)に転身。退職後はプロボクサー、ボクシングトレーナーとしても活動し、31歳で飲食業界へという異例の経歴を持つ。
主な実績・2009年 2.2坪の立ち食い焼肉「六花界」を開業
・2020年 農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」をブロンズ賞で受賞
・生産者と共に独自ブランド和牛「もりたなか牛」を開発
・第12代「酒サムライ(Sake Samurai)」の称号を叙任

建築家として空間をデザインする能力、公務員として社会構造を俯瞰する視点、そしてプロボクサーとして培った強靭な精神力。

これらの経験で培われた多角的な視点が融合し、単なる「美味しい焼肉店」ではない、五感に訴えかける総合的なエンターテイメント空間としてのクロッサムモリタが生まれたのです。

スポンサーリンク

クロッサムモリタの開店までの道のり

森田氏が全くの異業種から飲食の道を志した、その原点には熱い想いがありました。

きっかけは、プロボクサーからトレーナーに転身した時代の経験にあります。

当時、彼の周りには才能がありながらも経済的に恵まれず、減量にかこつけて満足に食事もできない若いボクサーたちが数多くいました。

「強くなるためには、まず何よりも良い食事で身体を作ることが大切だ。未来ある若いボクサーたちに、安くて本当に美味い肉を腹一杯食べさせてやりたい」

その純粋で強い想いが、2009年に神田のガード下にオープンした、わずか2.2坪の立ち食い焼肉店「六花界」の原点です。

A4・A5ランクの高級和牛を破格の値段で提供するこの小さな店は、口コミで瞬く間に人気となり、彼の飲食業界での挑戦が始まりました。

そして、六花界から始まった物語の集大成、森田氏の哲学が最も色濃く、そして最も純粋な形で反映された究極の場所こそが、「クロッサムモリタ」なのです。

階級制が宗教っぽいと誤解される理由

クロッサムモリタの極めて特殊な会員システムは、その閉鎖性から、一部で「宗教のようだ」と揶揄されることがあります。

もちろん本当に宗教団体というわけではありませんが、そう見られてしまうのにはいくつかの理由が考えられます。

「宗教っぽい」と見られる理由の考察

階級制度と修行:前述の「六花界」から始まるピラミッド型のランクアップシステムが、信者が修行を積んで位階を上げていくプロセスのように見える。

完全な秘密主義:住所や電話番号が非公開で、内部情報が一切外部に漏れない点が、謎に包まれた秘密結社を彷彿とさせる。

厳格な戒律:スマホ没収や私語制限など、店内で課される厳しいルールが、まるで宗教的な儀式や戒律のようだと捉えられる。

カリスマ的教祖の存在:創業者である森田氏の食に対する揺るぎないこだわりと情熱的な姿勢が、信者を導くカリスマ的な教祖の姿と重なって見える。

もちろん、これはあくまで外部から見た際の比喩的な表現です。

森田氏の真の目的は、本当に肉と日本酒を心から愛し、その世界観を深く共有できる客だけを厳選し、彼らにとって生涯忘れられない最高の体験を提供することにあります。

この徹底した客選びの姿勢が、結果として「宗教的」と見えるほどの、強烈な独自性と求心力を生み出しているのです。

 

スポンサーリンク

まとめ:クロッサムモリタがまずいかは不明

まとめ:クロッサムモリタがまずいかは不明

この記事のまとめになります。

・「クロッサムモリタ まずい」という噂に信憑性のある根拠は存在しない

・徹底した情報統制による情報の少なさが「まずいのでは?」という検索を生んでいる

・店のルールで口コミやSNS投稿が固く禁止されている

・そのため味に関する客観的な第三者評価は外部に出てこない

・予約は現在7年待ちとも言われるほどの超人気店であることは事実

寺門ジモン氏をはじめ多くの食通芸能人が絶賛するクロッサムモリタ。

その魅力は味だけに留まらず、プロジェクションマッピングを駆使した劇場型の演出は、まさに唯一無二の食体験です。

 

コース料金は1万円台からと、この特別な体験価値を考えれば決して高くないと言えるでしょう。

 

建築家やプロボクサーという異色の経歴を持つ森田隼人氏が作り上げた世界観は、系列店に通い詰める階級制をクリアした者だけが体験可能です。

この独特で閉鎖的なシステムは「宗教のようだ」と揶揄されることも。

全ての謎と噂は、この比類なき秘密主義から生まれており、本当の味が良いか悪いかは、全ての段階をクリアした選ばれし者にしか分からないのでしょう。

スポンサーリンク