にじさんじ所属のVTuber、渋谷ハジメさんについて調べると「頭おかしい」という少し過激なキーワードが表示され、驚いた方もいるのではないでしょうか。
彼の穏やかな配信スタイルを知っている方にとっては、なぜそのような評価がされているのか疑問に思うかもしれません。
この記事では、渋谷ハジメのプロフィールを簡単に紹介しつつ、渋谷ハジメが頭おかしいと言われる理由について、デビュー初期から最近の出来事まで、彼の数々の炎上事例を時系列で詳しく、そして深く掘り下げて解説していきます。
【この記事の内容】
・渋谷ハジメが「頭おかしい」と言われる具体的な理由
・過去から現在までの主要な炎上事件の経緯
・渋谷ハジメの言動に対する様々な視点やファンの意見
・引退の噂の真相と現在の活動状況
渋谷ハジメが頭おかしいと噂される過去の言動

渋谷ハジメが頭おかしいと言われる理由
月ノ美兎とのコラボでの失言
リスナーの個人情報紛失と軽率な対応
過去の音源盗用と虚偽説明
渋谷ハジメのプロフィール
まず、渋谷ハジメさんがどのような人物なのか、基本的なプロフィールから見ていきましょう。
彼は、にじさんじという大きなグループの黎明期を支えた重要なメンバーの一人です。
| 名前 | 渋谷ハジメ(しぶやはじめ) | 
| 所属 | にじさんじ | 
| デビュー | 2018年2月8日(にじさんじ1期生) | 
| 誕生日 | 5月5日 | 
| 身長 | 180cm | 
| ファン呼称 | しぶミン | 
| イメージカラー | #D7FAD7(淡い緑色) | 
渋谷ハジメさんは、月ノ美兎さんや樋口楓さんなど、今やVTuber業界のトップランナーと共に活動を開始した、にじさんじ1期生のベテランライバーです。
公式紹介文にある「人と直接話すのが苦手」という設定を体現するかのような、物静かで落ち着いたトーンの配信が特徴的です。
ゲーム好き
その一方で、一度ハマったゲームにはとことんのめり込むゲーマー気質な一面も持ち合わせています。
特に高難易度ゲーム「Getting Over It」の腕前は高く、「壺商人」としての一面も持っていました。
性格は基本的に穏やかで優しいと評されていますが、ホラーゲームやドッキリが非常に苦手で、絶叫する姿は普段とのギャップから人気があります。
ファンからは「ハジキ」といった愛称で親しまれており、その落ち着いた声質から、彼の配信に安らぎを感じるリスナーも少なくありません。
渋谷ハジメが頭おかしいと言われる理由
結論から言うと、渋谷ハジメさんが「頭おかしい」と噂されるのは、デビュー以来、何度も繰り返される彼の問題行動や炎上が原因です。
彼の行動は単発の失敗に留まらず、同様の過ちを繰り返す傾向があるため、視聴者からの信頼を著しく損なっています。
具体的には、以下のような点が複合的に絡み合い、彼の評価を決定づけています。
噂される主な理由
プロ意識の欠如
コラボ配信での準備不足や、公式番組での運営批判など、プロの配信者としての自覚を疑われる行動が目立ちます。
企業に所属するタレントとしての自覚が欠けているとの指摘は後を絶ちません。
コミュニケーション能力の問題
場の空気を読まない失言や、他者からの指摘を受け入れない頑なな態度が、たびたび炎上の火種となっています。
特に、批判的な意見に対して感情的に反発する傾向が見られます。
自己中心的な振る舞い
コラボ相手やファンへの配慮に欠ける言動が多く、自己の都合や感情を優先する傾向が見られます。
大型企画など、チームワークが求められる場面でその傾向が顕著になります。
改善意識の欠如:
同じような失敗を何度も繰り返しており、過去の炎上から学んでいないと見なされ、ファンの不信感を招いています。
これが「反省していない」という印象を強めています。
穏やかな人柄で知られる一方で、ひとたび問題が起こると、その対応のまずさや自己中心的な態度が露呈してしまうのです。
この予測不能な行動と、過去の失敗から学ばない姿勢が、一部の視聴者から「頭おかしい」とまで言われてしまう大きな要因となっています。
次項からは、彼のキャリアを決定づけた具体的な炎上事例を、より詳しく見ていきましょう。
月ノ美兎とのコラボでの失言
渋谷ハジメさんの名前が広く知られるきっかけとなった最初の大きな炎上は、2018年3月に行われた、当時人気急上昇中だった月ノ美兎さんとのモンスターハンターコラボ配信でした。
この配信は、黎明期のVTuber業界において注目度の高いコラボでしたが、その内容は多くのファンを失望させるものでした。
準備不足とぎこちない進行
コラボ配信は、共演者との連携や事前の打ち合わせが不可欠です。
しかし、渋谷ハジメさんはクエストの事前準備を怠っている様子が顕著で、進行が滞る場面が散見されました。
さらに、コラボの最中に唐突に自身が得意とする別のゲーム(Getting Over It)を始めるなど、共演者である月ノ美兎さんや視聴者を置き去りにするような、理解に苦しむ行動が目立ったのです。
場をしらけさせる失言
最も問題となったのが、当時のVTuber業界のトップ層を指す「四天王」という言葉を引き合いに出し、月ノ美兎さんに対して「今勢いが凄いけど、このまま四天王を食い殺す感じ?」という趣旨の発言をしたことです。
この発言は、非常にデリケートな業界のパワーバランスに関する話題に、配慮なく土足で踏み込むものだと捉えられました。
多くのVTuberファンから「無神経すぎる」「他のVTuberへのリスペクトがない」と激しい批判を浴びる事態となったのです。
その後の対応が炎上を拡大
配信後、リスナーからの意見や批判に対し、彼は「文句言うな」といった趣旨の反発的な態度を取ってしまいました。
自らの非を認めず、視聴者に責任を転嫁するかのような姿勢は、火に油を注ぐ結果となりました。
最終的には謝罪動画を公開し、活動を一時休止する事態にまで発展しました。
この一件は、彼のプロ意識の低さやコミュニケーション能力の問題を、活動初期の段階で多くの人々に知らしめる決定的な出来事となりました。
リスナーの個人情報紛失と軽率な対応
渋谷ハジメさんが起こした問題の中で、最も深刻かつ悪質とされているのが、リスナーの個人情報紛失事件です。
これは単なる配信上の失言や失敗とは次元が異なり、法的な問題にも発展しかねない重大なインシデントでした。
発端は、誕生日にプレゼントを送ってくれたファンへのお礼として、限定のアクリルキーホルダーを送るという個人企画です。
しかし、この企画は所属する「にじさんじ」の運営に無断で行われており、個人情報の管理体制が極めて杜撰な状態でした。
個人情報の紛失事故
そして、危惧されていた最悪の事態が発生します。
彼は、この企画のためにファンから預かった氏名、住所、電話番号といった極めて重要な個人情報を、データごと全て紛失してしまったのです。
これは、ファンからの信頼を根底から裏切る行為であり、取り返しのつかない失敗です。
逆ギレと見られる
さらに深刻だったのは、その後の対応でした。
謝罪の態度が軽薄だと多くのファンに受け取られ、反省の色が見えないと判断されました。
一部では、責任を追及するファンに対して「逆ギレした」とも報じられています。
この一連の騒動と対応のまずさにより、彼は約半年以上にも及ぶ長期の謹慎処分を受けることになりました。
過去の音源盗用と虚偽説明
2019年3月には、彼の信頼性をさらに揺るがす、カラオケ配信での音源盗用問題が発覚しました。
彼は配信で使用した音源の出所について、リスナーから問われた際に「友人に作ってもらった」と説明していました。
しかし、熱心なファンによる調査の結果、実際にはある個人が作成して動画サイトに投稿していた演奏動画を、作者に無断で使用していたことが判明したのです。
著作権法に抵触する可能性も・・・
配信活動で収益を得ている以上、権利関係には細心の注意を払うべきでした。
それ以上に、ファンに対して意図的に虚偽の説明をしていたという点が、彼の人間性を疑わせる大きな要因となりました。
この事件により、渋谷ハジメさんには「虚言癖があるのではないか」という不名誉なレッテルが貼られてしまいました。
単なる不注意ではなく、意図的に嘘をついたと受け取られたこの出来事も、彼の評価を著しく下げる一因となっています。
「渋谷ハジメは頭おかしい」直近の炎上と現状

にじさんじ甲子園での不満表明
カラオケ音源の無断使用疑惑
説明配信の非公開と情報漏洩
渋谷ハジメは引退?
炎上後の現在の活動
公式番組での運営批判と食レポ
比較的最近の炎上としては、2023年7月26日にゲスト出演したにじさんじの公式番組「ゲームる?ゲームる!」での言動が挙げられます。
この一件は、彼の他責的な傾向を改めて浮き彫りにしました。
番組恒例の「おやつタイム」で提供された蕎麦の食レポを行った際、彼は終始歯切れが悪く、微妙な反応に終始しました。
これ自体は些細なことでしたが、問題は、その翌日に行われた自身の麻雀配信での発言です。
彼は10分以上にわたり、前日の食レポについて、視聴者からのコメントに答える形で以下のような言い訳と、番組運営への批判を展開しました。
麻雀配信での主な主張
番組に関する批判的なコメントを読んだ上で、言い分がある。
提供された蕎麦のクオリティが低すぎて、正直に言って不味かった。
しかし、番組の空気を壊すほど不味いわけでもなかったので、どういうリアクションを取ればいいか非常に困った。
えにからは十分な資金があるのだから、タレントが出演する公式番組のおやつにもっと予算をかけるべきだ。
この発言は、番組を制作した運営スタッフや、食事を準備・提供したであろう関係者への配慮を著しく欠いたものとして、多くの批判を集めました。
自身の食レポの技量のなさを棚に上げ、全ての責任を「蕎麦のクオリティ」や「運営の予算」といった他者や環境に転嫁する姿勢が、視聴者の強い反感を買う結果となったのです。
にじさんじ甲子園での不満表明
前述の食レポ炎上とほぼ同時期、にじさんじ夏の大型企画「にじさんじ甲子園2023」に関しても、彼の自己中心的な言動が物議を醸しました。
ドラフト会議でレオス・ヴィンセント監督率いる「まめねこ工科高校」に所属が決まったものの、その後、企画そのものへの関心が薄いかのような態度が目立ちました。
そんな中、2023年7月27日、彼は自身のX(旧Twitter)で唐突に「まめ高のハジメくんはスタメンに入れますか?」と、ファンや関係者に向けて質問を投げかけます。
「にじさんじ甲子園」は、各高校の監督役のライバーが長期間にわたり育成配信を行い、本戦に向けてチームを作り上げていく一大イベントです。
監督の配信を少しでも見ていれば、自身がどのような役割で育成されているかは容易に把握できるはず。
この投稿は、企画への無関心さを自ら露呈する行為だと受け取られても仕方のないものでした。
他のメンバへの不満がおおぴっらに
さらに問題なのは、同日の麻雀配信で自身が代走要員であることをリスナーから知らされると、「スタメンで出たかったぁ〜(ぶりっ子風に)」「そっか〜…代走かぁ……ベンチじゃん…」などと、あからさまに不満を表明し始めたことです。
そして最終的には、育成配信中のレオスの配信チャットに直接コメントを書き込み、自身の起用について圧力をかけるかのような行動に出てしまいます。
この一連の行動は、チームのために尽力している監督や他のメンバー、そして企画全体を楽しんでいるファンに対して極めて失礼な行為であり、「自己中心的すぎる」「企画をなんだと思っているんだ」と、過去最大級の激しい批判を浴びました。
カラオケ音源の無断使用疑惑
2025年5月5日の自身の誕生日記念歌枠配信で、過去の過ちを全く反省していないことを示すかのような、音源の無断使用疑惑が再び浮上しました。
この配信で、彼は「カラオケ歌っちゃ王」というサイトの音源を使用していましたが、歌の合間に何度も広告と思われる音声が流れ込むという、異様な事態が発生しました。
これは、正規に購入・ダウンロードした音源ではなく、広告が再生される無料の動画などを、規約に反して配信のBGMとして使用していた可能性を強く示唆しています。
利用規約違反の可能性も・・・
「カラオケ歌っちゃ王」の公式サイトの利用規約を確認すると、収益化された動画配信などでの利用は、有償での手続きや、概要欄への引用元URLの記載が必要とされています。
しかし、配信当初、彼の概要欄には何の記載もありませんでした。(この記載は数日後にこっそり追加されています)
過去に全く同じ音源盗用問題で炎上し、謹慎処分まで受けているにもかかわらず、再び同様の疑惑を持たれるような行動を取ったことに対し、多くのリスナーから「何も学んでいない」「コンプライアンス意識が欠如している」と、呆れや強い批判の声が上がりました。
説明配信の非公開と情報漏洩
最新のカラオケ音源無断使用疑惑を受け、渋谷ハジメさんは2025年5月8日に「少しお話がある」と称して雑談配信を行いました。
この配信で、彼は音源の件について会社を通して謝罪済みである旨を説明したとされています。
しかし、この疑惑を解消するための重要な説明配信のアーカイブは、現在非公開となっており、リアルタイムで視聴できなかったファンはその内容を確認することができません。
非公開の理由とその問題点
リアルタイムで視聴していたリスナーの情報によると、非公開の理由は、説明の途中で彼が唐突にゲーム(雀魂)への課金を始め、その際に自身の決済情報(バンドルカード)を誤って配信画面に映してしまったという、新たな情報漏洩が原因のようです。
自身の不注意による情報漏洩という、またしても初歩的なミスによって、疑惑に対する説明責任を果たすべき重要なアーカイブを自ら消去してしまったのです。
問題の部分をカットして再公開するなどの対応も一切取られておらず、「謝罪の機会を自ら潰した」「結局何も説明しなかったのと同じだ」という、極めて厳しい批判が寄せられています。
失敗を別の失敗で上塗りする、彼の典型的な行動パターンと言えるでしょう。
渋谷ハジメは引退したのか?
これだけ多くの深刻な炎上を繰り返しているため、「渋谷ハジメはもう引退したのでは?」、あるいは「解雇されたのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし本当のところは、2025年10月現在、彼は引退も解雇もされていません。
ただし、彼のキャリアにおいて、複数回の長期活動休止期間が存在します。
これが引退の噂に繋がっていると考えられます。
| 期間 | 理由 | 休止期間 | 
|---|---|---|
| 2019年3月~4月 | 音源盗用と虚偽説明問題 | 約2週間 | 
| 2019年10月~2020年2月 | リスナーの個人情報紛失問題 | 約3ヶ月半 | 
特に個人情報紛失問題による休止期間は長く、事実上の謹慎処分であったと見られています。
しかし、いずれの休止期間後も彼は活動を再開しており、現在もにじさんじ所属のVTuberとして活動を継続しています。
炎上後の現在の活動について
前述の通り、渋谷ハジメさんは引退しておらず、現在も自身のYouTubeチャンネルを中心に、マイペースに活動を続けています。
主な活動内容は、麻雀やその他のゲーム実況配信が中心です。大きな炎上を引き起こした直後は一時的に活動を自粛する傾向にありますが、しばらくすると何事もなかったかのように配信を再開するのが彼の通例となっています。
この「ほとぼりが冷めるのを待つ」かのような姿勢も、批判される一因です。
視聴者からの厳しい見方も
ただ、彼のチャンネルには、これまでの経緯から依然として厳しい視線を向ける視聴者が少なくないのも事実です。
彼の些細な言動が、過去の事件と結びつけられ、新たな火種とならないか、常に多くの人々から注目されている状態だと言えるでしょう。
彼自身が過去の過ちと真摯に向き合い、行動を改めない限り、今後も同様の問題が繰り返される可能性は否定できません。
そのため、彼の活動スタイルには常に賛否両論がつきまとっています。
まとめ:渋谷ハジメが頭おかしいと言われる背景

この記事では、渋谷ハジメさんが「頭おかしい」とまで言われてしまう理由について、デビュー初期から現在に至るまでの具体的な炎上事例を交えて詳しく解説しました。
この記事のまとめになります。
・デビュー初期に月ノ美兎とのコラボで準備不足や無神経な失言が目立ち大炎上した
・運営に無断でリスナーの個人情報を収集し全て紛失するという極めて重大な問題を起こした
・カラオケ音源を無断で使用し「友人が作った」と虚偽の説明をした過去がある
・公式番組で提供された食事の質に不満を述べ、裏で運営批判を展開した
・大型企画にじさんじ甲子園では自身の起用に不満を表明し監督に圧力をかける自己中心的な行動を見せた
にじさんじの黎明期を支えた1期生、渋谷ハジメさん。
しかし彼の活動には常に炎上の影がつきまといます。
直近では2025年の誕生日配信での音源無断使用疑惑、さらにはその説明配信中に自身のカード情報を漏洩させアーカイブを非公開にするなど、問題行動は後を絶ちません。
これらの行動からプロ意識の欠如や他責的で自己中心的な態度が繰り返し指摘され、同じ過ちを繰り返す姿はファンの強い不信感を招いています。
普段の穏やかな人柄と、問題発生時の理解しがたい行動との大きなギャップが、彼の評価を著しく難しくしているのです。
数々の問題行動の積み重ねと、そこから改善が見られないという事実こそが、渋谷ハジメさんが「頭おかしい」とまで評される根本的な背景と言えるでしょう。
 
   
  